東北商事が住友フォークリフト(4㌧)を導入

2024/08/01

 関東エリアを中心に金属リサイクル事業を行う東北商事(本社=千葉県市原市、脇田達志社長)が住友フォークリフト製の4㌧車両を導入した。フォークポジショナー仕様の同機は、運転席からレバー操作1つでフォークの拡がりを調整することができ、作業効率の向上と疲労軽減に効果を発揮する。工場のフォークリフトは3機目。既存の2機はともにレンタルで、今回が初めての自社導入車両となった。

 東北商事は非鉄・雑品を中心とする金属スクラップを月間1,500㌧ほど扱っている。今年からは営業面の強化を図り、工場で取り扱うスクラップの品種や数量が増加している。現場を円滑に運用するための処理機や荷役機への積極投資も続けており、その一環としてフォークリフトを新規導入した。

 2022年に日本鉄リサイクル工業会に加入した後は鉄リサイクル事業者との取り引きも拡大している。脇田社長は「工業会や錆年会への加盟によって新しいネットワークを築くことができている。適正な運用を行う地域の事業者と共存しながら、地球環境の負荷低減に貢献する企業でありたい」としている。

新車を紹介する芝原裕基工場長(右)と営業部の君山舞佳さん