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ブルドーザー整備(愛知県豊川市)、機械提供やメンテで金属リサイクルに貢献
2024/08/07
建設機械や産業機械の販売、レンタル、整備事業を手掛けるブルドーザー整備(本社=愛知県豊川市、森太郎社長)は、三河地区を中心に金属スクラップ向け応用機の販売・整備も注力しており、金属リサイクルの取引社数は30近くを数える。会社は昭和42年(1967年)に設立。当時は建設機械として主流だったブルドーザーの整備から始まった。設立以来57年間、一貫して『安全かつ迅速な対応』を心掛けており、時代に応じた技術や設備といったメンテナンス体制を整えている。
森社長は「時代は変わっても『機械は壊れるもの』という意識で取り組んでいる。トラブルが発生した際に機械を止める時間をいかに短くできるか。ここに我々の技術力やサービス力の真価がある」と話す。
排ガス規制への対応や付帯する安全装置の増加など、時代とともに建設機械も複雑化している。こうした変化に対応するため、ブルドーザー整備は機械に関わるノウハウの構築や技術者の育成に努めている。
ユーザーに寄り添ったサービスも心掛ける。「機械を見て買い替えがベストな選択だとしても、そのお客さまにとっては思い入れが強い機械であるケースもある。相手の方の思いも汲んでお互いにベストな選択をすることが求められる」(森社長)。
近年は部品コストの上昇や人材確保難といった構造的な課題がある。ブルドーザー整備でもこうした課題への対応を模索しながら、機械提供やメンテナンスを通じて金属リサイクルの発展に貢献していく構えだ。