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東港金属 ASR処理ライン開設、指定引取場所に認定
2024/10/24
サイクラーズは22日、グループの基幹企業である東港金属の千葉工場(千葉県富津市)にASR処理ラインを開設し受入れを開始、ASR再資源化指定引取場所の認定を受けたと発表した。従来の扱い品目に加え自動車由来のシュレッダーダストも処理することで、受入品の拡大とプラスチック選別の高度化を実現する。
新設したASR処理ラインには光学選別機「ブラックアイ」を導入。今年5月に子会社化したサナースが扱う高度設備で、世界初の黒色プラスチック認識選別システムを備える。国内では導入事例が少ない選別機で、世界的にも先進性の高い選別システムを採用している。ラインの処理能力は1時間あたり1㌧だ。
大型シュレッダーを有する千葉工場は2020年に微細金属選別ラインを導入、今年8月にはRPFラインも稼働し、リサイクルの裾野を広げている。