富士興産、サステナビリティレポートを作成

2024/11/05

 富士興産(本社=大阪市浪速区、赤嶺和俊社長)はこのほど、「サステナビリティレポート2024」を発刊した。同レポートは、レアメタルやレアアースのリサイクルを手掛ける富士マテリアルのホームページでも閲覧できる。


 同レポートは同社のこれまでの活動をまとめた報告書となる。会社の沿革や事業内容などのほか、活動事例を「サステナビリティに関する取り組み」「環境に関する取り組み」「社会に関する取り組み」の三部構成にまとめて掲載している。


 同レポートについて赤嶺社長は「作成にあたっては、実際にデータ数値から可視化することで、社員と一緒に目標へ向かって進んでいけるように心掛けた」と話す。

 同社は10月1日から原料リサイクル事業を分離独立させ、新会社の「富士マテリアル」が業務を引き継いでいる。現在は新会社のサポート業務に従事しており、赤嶺社長は「レポートは当社のあゆみを掲載しているが、業務を引き継いだ富士マテリアルの会社紹介としても見ていただける内容となっている。これまで当社が取り組んできたリサイクルや社会貢献事業を富士マテリアルにつなげる『たすき』として、レポートを見てもらえたら幸いだ」と語る。また発刊した同レポートについては今後、富士マテリアルの営業活動にも活用していく方針だ。

サステナビリティレポート