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　日本銅センター（会長＝小野直樹三菱マテリアル社長）は6日、東京・銀座のコートヤード・マリオット銀座東武ホテルで設立60周年記念式典を開催した。関係者や来賓など約120名が参加し、銅の需要促進に取り組んできた歴史を振り返りながら節目を祝った。

　冒頭で挨拶に立った小野会長は「日本銅センターは銅産業の一層の発展を図り、伸銅・電線業界が一体となって設立された。近年では持続可能な社会形成に向け、銅資源の循環型リサイクルに関する広報活動にも力を入れている。今後も銅産業の発展に貢献すべく精励していく」と述べた。

　記念講演では、三菱マテリアルの伊左治勝義常務が登壇し同社の銅事業と資源循環の取り組みを説明した。また、東京都市大学教育開発機構准教授でNHKテレビ講座にも出演中の五十嵐美樹氏が「STEM教育のひろがり～科学を自分らしく表現する～」と題して講演。子どもが科学に興味を持つためのサイエンスショーの活動などを動画を交えて紹介した。

　その後は祝賀会を開き、和やかに懇親を深めた。