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中倉商店、ペットボトルの圧縮機を導入 小型プラントが完成
2024/11/27
(徳島)金属スクラップディーラーの中倉商店(本社=徳島県吉野川市、岡本大介社長)は10月23日、ペットボトルのリサイクルで活用するため、ササキコーポレーション製横型プレス機MBP7373-Eを導入した。また同機を同月15日に導入した破袋機と構成し、ペットボトルのリサイクルの小型プラントを完成させた。
同社は、全国的に廃プラのリサイクルが推進される中で、ペットボトルのリサイクル率の高さに注目。仕入れと出荷先の見通しが立ったため、4月からペットボトルのリサイクル事業を開始した。
ペットボトルは行政から落札したものを扱っており、加工したペットボトルは専門事業者に出荷している。またペットボトルが入っていたビニール袋についても、産業廃棄物として処理していたが、同プラントの完成により、現在は資源として専門業者に出荷している。
来春には、吉野川市でペットボトルや古紙などの無人回収拠点の開設を予定しており、岡本社長は「ペットボトルは一般家庭で発生する身近なゴミだ。BtoCにも注力し、扱い数量を増やしていきたい」と話している。
【詳細はメタル・リサイクル・マンスリー12月号掲載】