SRR 林氏がハンガリーについての新リポートを発表

2025/01/20

 鉄リサイクルに関する調査研究を行う鉄リサイクリング・リサーチ(本社=茨城県北相馬郡、林誠一社長)は10日、「ハンガリーの鉄源需給・現状と展望」と題した最新リポートを発表した。リポートはこれで通算93件目。同社のHP(http://srr-scrap.com/)にも掲載中だ。

 最初にハンガリーの全体の概要について説明。同国の粗鋼生産は、1979年に400万㌧でピークを迎え、その後は1989年の330万㌧を境に大きく減少し、最近では2022年が90万㌧、2023年が48万㌧、24年1~11月からの年換算によると25万㌧まで激減している。

 その後、鉄鋼需給のセクションで「粗鋼生産」「製鋼法別」「鋼材需給」「鋼材需要分析」について説明。続く鉄源需給のセクションでは、「23年の鉄源消費」「鉄スクラップ消費の推定内訳」「鉄スクラップ輸出入」「鉄鋼積量推計の推計と老廃スクラップ回収率」「老廃スクラップ供給力」「2050年の鉄スクラップ需給展望」について分析している。

リポートの一部