SRR林氏がブラジルについての新リポートを発表

2025/02/26

 鉄リサイクルに関する調査研究を行う鉄リサイクリング・リサーチ(本社=茨城県北相馬郡、林誠一社長)は14日、「ブラジルの鉄源需給・現状と展望―CN実現に向けコスト優位に立つブラジル―」と題した最新リポートを発表した。リポートはこれで通算94件目。同社のHP(http://srr-scrap.com/)にも掲載中だ。


 最初にブラジルの概要について説明。同国の粗鋼生産は、1951年84万㌧から70年後の2021年には同国最高の3600万㌧と飛躍した。また鉄鉱石産出国でもあり、世界第3位の輸出国だ。

 その後、鉄鋼需給のセクションで「粗鋼生産」「製鋼法別」のほか「CNに対する取組み」「鋼材需給の現状」などについても説明している。続く鉄源需給のセクションでは、「23年の鉄源消費」「鉄スクラップ消費の推定内訳」「鉄スクラップ輸出入」「鉄鋼積量推計の推計と老廃スクラップ回収率」「老廃スクラップ供給力」「2050年の鉄スクラップ需給展望」について分析している。