AM/NS Indiaが印南部に鉄源一貫製鉄所用地を取得 年産700万㌧規模

2025/04/02

 日本製鉄は31日、インド拠点のArcelorMittal Nippon Steel India Private Limited(AM/NS India) が、インド南部のアンドラプラデシュ州ラジャヤペタに鉄源一貫製鉄所を建設する用地を取得すると発表した。890ヘクタールの土地で、今年4月に引渡が完了する見込みだ。建設する製鉄所の粗鋼生産は年間700万㌧規模を検討している。完成すれば西部にあるハジラ製鉄所に次ぐ、インド国内2拠点目の鉄源一貫製鉄所となる。


 日本製鉄はインドにおける鉄鋼市場について「世界の中でも経済成長と人口増によって着実な成長が見込まれる」としている。インド政府はインフラ整備、製造業振興政策など需要喚起に向けた支援方針を堅持しており、インド国内鉄鋼生産能力についても積極的な拡張目標を打ち出しているという。


 AM/NS Indiaは、ハジラ製鉄所の増強投資を実行中。今回の製鉄所建設はさらなる能力拡張に向けた事業の一環で、アンドラプラデシュ州政府から建設用地を取得することに合意した。


 日本製鉄はこうした成長する海外市場の捕捉や高付加価値材シフトを進めて収益力の強化を図っている。