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（大阪）放射線検知機や金属成分分析計を販売するナニワプロジェックス（本社＝大阪府泉大津市）はこのほど、レーザークリーニング機「CLP Laserシリーズ（パルスレーザータイプ）」の取り扱いを開始した。

　同シリーズは、素材表面に高エネルギーのレーザー光を照射した際、プラズマの発生と共に素材表面の構成物質が放出される現象を用いたレーザークリーニングを採用した最新機種。金属類の表面の錆や自動車部品のリビルト品の表面に付着した異物の除去など、幅広く活用することができる。

　また同シリーズはパルスレーザーを採用しているため、細かい除去作業が可能。凹凸のある複雑な形状に対応できるところも大きな特長だ。ラインナップは100～300Wのほか、国内初の1000Wのパルスレーザーを採用した機種もそろえている。重量は25kg。全機種の電源はAC100Ｖに対応しているため、さまざまな環境で使用することができる。

　同機について葛西力也取締役「鉄筋などの鉄鋼製品の錆取りに最適で、製鋼メーカーを中心に問い合わせをいただいている状況だ。今後は顧客ニーズに対応するため、錆取りなどのレーザークリーニングの受託加工、またこれらの出張サービスも検討したいと考えている」と話す。同機に関する問い合わせは電話0725（20）2801まで。